<2023年12月2日 東京芝浦・東京ポートボール>
コロナは様々な楽しみを奪いました。30回生恒例の「忘年ボウリング大会」も例外ではなく、2020年から2022年までの3年は開催中止を余儀なくされました。伊豆高原の赤沢温泉にあるボウリング場併設の温泉ホテルでボウリング部合宿と称し、泊まりがけで「転がす」楽しみもこの3年間は同じように中止になりました。しかし、2023年はこれら2つのボウリングイベントが復活し、奪われた楽しみが3倍返しで戻ってきた年になりました。
4年に一度のオリンピックを目指すアスリートたちは、次の大会までの3年を記録の向上やライバル選手とのリベンジを目標に「強くなる」期間として時間を費やします。還暦という通過点をコロナ真只中で迎え、その後2年の歳月を経過した私たち62歳のアスリートもどきは、強くなるどころか「弱くなる」ばかりで、楽しみの3倍返しならぬ“しっぺがえし”とも言うべき腕・肩・腰・膝の痛みを訴える者が続出でした。もはや忘年ボウリング大会は、皆が集まって「飲む」ための命がけのきっかけ作りの様相を呈してきた感じです。正直言って「飲む」ものはお酒ではなく、グルコサミンやコンドロイチンを摂取した方がどれほど良いかと思ってしまいます。
でもきっと次回もやるんです。何故?って、それが30回生だから。いただいた同窓会からの補助金で、まだセサミンを買うまでには至っていないことを最後に申し添えておきます。
東高30回生:中川 孝子
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